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崖の上の赤い人面金魚はオームはびこる地球の夢をみるか、その1

遅ればせながら、『崖の上のポニョ』見ました。

ちょうど、東浩紀の「動物化するポストモダン」シリーズ(講談社現代親書)を再読しているところなので、だいぶうがった感想が浮かんだので、書いちゃいます。

以下、ポニョに関する若干のネタバレと動物化するポストモダン中の言葉を多々引用することになるけど、気にすんな。

ポニョの感想を一言でいうなら、セカイ系。端から見たら無垢な子どもの恋心や欲求が「世界の敵」となる、というところでしょうか。

それはともかく、現代版人魚姫って感想は結構耳にしてたけど、むしろこれは「ポストモダン版ナウシカ」かなと。

どちらも環境を破壊する人間と環境の側の代弁者たる生き物たちの共存の道を模索したお話だと思いました。(宮崎駿の意思や他の人の感想はさておき)
ただ、この2作品には大きな隔たりがあります。
この隔たりを中心にポニョ感想文を展開します。

先に細かい点を挙げるなら、キャラクター設定を幼くすることで聖女みたいないい子より、感覚的に行動原理が理解しやすく、共感・感動へのショートカットが図られている点。
政治的、社会的事情をすっ飛ばして個人の個人的な意志が世界の危機に直結してる点、などが挙げられるかもしれませんが、ここらはセカイ系全編に見られる傾向なのでこの程度の言及にとどめます。

では、本筋に。
20年くらい前のナウシカには映画という背景の奥には文字通り大きな物語がありました(とりあえず、作品的な意味で)。

監督の宮崎駿が描く「風の谷のナウシカ」があって、映画はその一部を切り抜いた引用にすぎません。

それに対してポニョには大きな物語はありません。
映画で語られなかったこと(ポニョ父は海で何をしてたのか、何をもくろんでいたのか、なぜ人間をやめたのか等)は宙に放りっぱなしです。最近はそういうのも珍しくないし、そこにケチをつけるわけではないけど、ハウルや魔女宅と違って原作からして宮崎駿だから、彼が続編や設定の細かい補正を行わない限り、こうした設定はいかされることはないでしょう。また、見た人にはそれはいわゆる蛇足だと言われる可能性大です。それはポニョのメタ物語性を排除する行為だろうし、データベース的なポニョを良かったという動物化した視聴者には既に感動して満足した以上不要なものだからです。

結果としてポニョはデータベースの補充を行うだけ。そもそも、この映画だってデータベースを吸い上げて寄せ集めただけなのかもしれません。

何にせよ、シュミラークルの後の大きな物語を必要としないポストモダンに即した作品の位置付けと言えるのではないでしょうか。

これの意味するところは大きく、宮崎駿というカリスマ的ビッグネームを使ってももはや、シュミラークルから大きな物語への接続はできなくなっていることを指し示していると思います。

言い換えれば、作品の答え・作者の意図より、メタ物語性を備えたキャラの消費が優先されていると言えます。つまりポストモダンに移行したことで、メタ物語性を持つキャラそれ自体との戯れが優先されているため、さすがの宮崎作品もメッセージ性もポニョの歌の可愛らしさも同列に扱わざるをえず、結果キャラのメタ物語性が大きな物語を食ってしまったとは言えないでしょうか。
東の言葉でまとめるなら崖の上のポニョはポストモダン的手法で作られたデータベースによるシュミラークルでありながら、「ゲーム的リアリズム」を備えられていないと言えます。そのため、一見壮大でもなく、深くもない。けど見ていて気持ちがいい作品となっているのです。

そんな感じ。
長くなってきたのでつづく!
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